魔法の冒険のお話が想像力を育てる理由
にじの道、光る星、おしゃべりする動物たちは、ただ楽しいだけではありません。短いお話の中のやさしい魔法が、幼児の「ふしぎに思う」「予想する」「つくりだす」力をどう引き出すのかをご紹介します。
文: Rainbow Trail チーム · · 約2分で読めます
小さな子どもは、生まれながらのお話の名人です。ダンボール箱は船になり、木の枝は魔法のつえになります。やさしい魔法のお話は、子どもの想像力がもともと住んでいる場所にそっと寄りそい、新しいあそびのアイデアをくれます。
魔法は「もしも?」を引き出す
草原ににじ色の光の道があらわれたら、すぐに浮かぶ疑問があります。この道はどこへ続いているの? このひとつの疑問が、想像する力のたねになります。子どもは予想し、推測し、考えだします。どれも、幼児期の大切な考える力です。
短いお話は、小さな心にちょうどいいサイズ
幼児にとっていちばんわかりやすいのは、はじまりがはっきりしていて、問題がひとつだけで、満足できる終わり方のお話です。短いエピソードには、子どもが自分で続きを想像する余白があります。そこでこそ、想像力がはたらくのです。
- はっきりした問題がひとつ(まいごの小鳥、わたれない小川)だと、話についていきやすく、覚えやすくなります。
- くり返しやパターン――たとえば、にじの6つの色――があると、子どもは自信を持ってお話に参加できます。
- 続きを感じさせる終わり方(「……道はかがやきながら続いていきました」)は、次に何が起こるかを想像するきっかけになります。
こわくない、やさしい魔法
小さな子どもにとって、いちばんすてきな魔法の世界は、安心できる世界です。やわらかな色、やさしいキャラクター、助け合いと待つことで解決する問題。だから子どもは、不安を感じることなく、ふしぎを楽しめます。その安心感があるからこそ、自由にアイデアや気持ちを探検できるのです。
おうちで想像力を広げる方法
- お話が終わったら「次はどうなると思う?」と聞いてみる。 そして、お子さまに次のお話を語ってもらいましょう。
- 絵にかいてみる。 自分だけのレインボートレイルをかこうは、はじめるのにぴったりのあそびです。
- 演じてみる。 おもちゃの動物、青いタオルの「小川」、紙皿の橋があれば、すてきな舞台のできあがり。
- キャラクターを考えてみる。 自分だけの動物のなかまをつくろうで、そのなかまがどうやってみんなを助けるのか想像してみましょう。

