第1話
かがやくレインボースター
- 発見
- 友情
- 48秒

動画は英語です。下に、読み聞かせ用の日本語のお話をまるごと掲載しています。
このエピソードについて
静かな夕暮れ、草原のはずれで、ベンとソフィーは草の中できらきら光るものを見つけます。それは、にじのすべての色にかがやく小さな星でした。そっと拾い上げると、きらめく色の道が丘の向こうへと広がっていきます。
バニーとパピーと一緒に、ふたりはその道をたどってみることにします。こうして、はじめてのレインボートレイルの冒険がはじまります。小さなことに気づく心と、探検する勇気を描いた、穏やかで驚きにあふれたお話です。
学びとテーマ
好奇心と、小さな勇気
ベンとソフィーは新しいものに気づき、立ち止まってよく見て、一緒に探検することを選びます。好奇心はすばらしいもので、友だちがそばにいればもっと安心できる――そんなことを子どもたちに伝えてくれます。
親子で話してみよう
見終わったあとに、1つか2つ選んでみてください。正解はありません。
- ベンとソフィーは、草の中で何を見つけたかな?どんな色が見えた?
- 星が光りはじめたとき、ソフィーはどんな気持ちだったと思う?
- どうしてみんなは、一緒に道をたどることにしたのかな?
- もしあなたがレインボースターを見つけたら、道はどこへ続いてほしい?
- 今日、お外で見つけた小さくてすてきなものはなあに?
読み聞かせ用のお話
かがやくレインボースター
大人が読んであげるお話です(約4分)。区切りごとに「次はどうなると思う?」と聞いてみてください。
お日さまが草原のむこうに、ゆっくりしずんでいきます。空はピンクと金色にそまっていました。ベンとソフィーはおうちへ帰るところ。バニーはぴょんぴょん足もとをついてきて、パピーは赤い首輪をちりんちりんと鳴らしながら、先を歩いていきます。
「見て!」ソフィーがささやきました。指さした先は、背の高い草むら。なにかがきらきら光っています。きらきら……きらきら……きらきら。
草の中の星
ベンはしゃがんで、そっと草をかきわけました。そこには、やさしく光る小さな星がありました。赤、オレンジ、黄色、緑、青、むらさき――にじのすべての色に、きらきらかがやいています。
「すごくきれいだね」とベン。「拾ってもいいかな?」
「とってもやさしくね」とソフィー。ベンが両手をそっと差し出すと、小さな星はふわりとその手の中へ。あったかいココアのカップみたいに、ぽかぽかしていました。
あらわれた道
すると、すてきなことが起こりました。星から、にじ色の光のリボンがころころと転がり出て、草原をこえ、丘をこえ、ささやく森の中へと続いていったのです。
パピーはしっぽをぶんぶん、見えなくなるくらい速くふりました。バニーは青いリボンをきちんと直して、うれしそうにぴょんとはねました。
「道だわ」とソフィー。「レインボートレイルよ!どこへ続いているのかな」
いっしょなら、こわくない
ベンのおなかが、ちょっぴりそわそわしました。森の木はとても高く見えます。でも、ソフィーがベンの手をにぎり、パピーがベンの足にぴたっとよりそい、バニーがベンのくつを、ちょんとやさしくつつきました。
「みんなでいっしょに、たしかめよう」ベンはにっこりわらいました。
そうして、一歩ずつ、一歩ずつ。四人のなかまは光る道をたどっていきます。だれに会えるかな、だれを助けられるかな――はじめてのレインボートレイルの冒険です。
おしまい……でも、つづきはまた今度!


