第4話
子ギツネとにじの橋
- 友情
- やさしさ
- 動物
- 48秒

動画は英語です。下に、読み聞かせ用の日本語のお話をまるごと掲載しています。
このエピソードについて
人なつっこい子ギツネが、きらめく小川のむこう岸で困っています。飛び石の間が、小さな足には遠すぎるのです。みんなそれぞれアイデアを出しますが、どれもひとつだけではうまくいきません。
ベン、ソフィー、バニー、パピー、ダックリングがアイデアを合わせると、レインボートレイルがきらめく橋で応えてくれます。チームワーク、問題解決、そしてもう一度やってみることを描いた、明るいお話です。
学びとテーマ
チームワークと問題解決
ひとりひとりのアイデアは、答えの一部分にすぎません。それを合わせたとき、問題が解決します。どの助けも大切で、一回目でうまくいかなくても大丈夫――そんなことを子どもたちにわかりやすく伝えてくれます。
親子で話してみよう
見終わったあとに、1つか2つ選んでみてください。正解はありません。
- フォックスは、どうしてひとりで小川をわたれなかったのかな?
- みんなは、それぞれどんなアイデアを出したかな?
- みんなのアイデアを合わせたら、どうなった?
- 友だちや家族と力を合わせて、何かを解決したことはあるかな?
- もしあなたがそこにいたら、どんなアイデアを出す?
読み聞かせ用のお話
子ギツネとにじの橋
大人が読んであげるお話です(約4分)。区切りごとに「次はどうなると思う?」と聞いてみてください。
ちゃぷちゃぷ、ぱしゃん、きらきら!レインボートレイルは、なかまたちを、お日さまの光にきらめく小川へと連れていきました。
むこう岸には、しっぽの先が白くてふわふわの、小さな赤茶色の子ギツネがすわっていました。飛び石を見つめて、ため息をついています。
小さな足には遠すぎて
「こんにちは!」ソフィーが声をかけました。「だいじょうぶ?」
「おうちに帰りたいんだ」と子ギツネ。「でも、ぼくのおうちはきみたちの側にあって、石と石の間が、ぼくの小さな足には遠すぎるの」
「手伝うよ」とベン。「いっしょに考えよう」
みんなのアイデア
「ぼくがせなかに乗せてあげる!」とパピー。でも、パピーにはちょっと小さすぎました。
「丸太をさがしましょう」とバニー。丸太は見つかったけれど、ちょっと短すぎました。
「ガー!およいでいこう!」とダックリング。でも、子ギツネは毛がぬれるのがにがてでした。
子ギツネの耳が、しゅんとたれました。「やっぱり、むりだよ」
「あきらめないで」ソフィーがやさしく言いました。「ひとつひとつのアイデアが、答えのかけらなのかもしれないわ」
にじの橋
そこで、もう一度やってみました――今度は、みんなでいっしょに。ベンとソフィーは、短い丸太を最初のすきまにわたしました。パピーとバニーは、平らな石を次のすきまにおしこみました。ダックリングは水の上をすいすいおよいで、いちばん安全な道を教えてくれました。
そして、なかまたちみんなが手と前足をのばしたとき、レインボートレイルがこれまででいちばん明るくかがやきました。赤、オレンジ、黄色、緑、青、むらさきのきらめく橋が、水の上にアーチをえがいたのです!
子ギツネは、しっぽをぴんと立てて、とことことわたってきました。「ありがとう、みんな!ひとりじゃできなかったよ」
「ぼくたちだって、そうだよ」とベンはわらいました。子ギツネのフォックスが「またね」と手をふると、道は花いっぱいのお庭のほうへと、かがやきながら続いていきました。
おしまい……でも、つづきはまた今度!


